私たちが日常で接する水は大きな地球の営みと共に循環をし続けています。水を受容し、水を排出する。その繰り返しです。排出する水は、主に三種類があります。それは「トイレ等の汚水」「キッチンやお風呂等の雑排水」、そして「雨水」です。住宅に降り注ぐ雨水は雨樋を伝って雨水枡を経由し、最終的に前面道路の側溝に流れ込みます。道路の装置ですから全て行政管理かと思いがちですが、実は個別の民地に設置されているケースも少なくありません。側溝内にゴミや土砂が溜まりますと、冠水・害虫・悪臭が発生してしまうリスクがあります。雨が降り、流れ、浄化され、また私たちの元に届く。このサイクルをスムーズに保つ上で、側溝の定期的な清掃はとても大切です。